２０１３年杉並区議会第一回定例会終了！区政報告会のお知らせ
気付くと新年度をむかえてしまいましたが、みなさんいかがお過ごしですか？
３月２１日で今年の一回目となる杉並区議会第一回定例議会が終了しました。たまりにまった事務作業や生活相談などで、ブログの更新も遅れに遅れましたが、議会終了の報告と区政報告会のお知らせをさせていただきます。
■認可保育園の不足問題が大きく取り上げられた
今回の議会中に大きな話題になったのはやはり認可保育園の不足問題。
入園申し込みの３分の２近くもの方々が認可保育園に入れないという、とんでもない事態になり保護者の方々が杉並区に異議申し立てや抗議行動を行ったことが大きく報道されました。保護者の方々の運動が杉並区に大きな圧力をかけ、認可保育園増設に後ろ向きな姿勢だった区が、まずは昨年度中に４月入園の認可保育枠を１５０名増やし、待機児対策としてスマ保の活用などを打ち出したことは、大きな前進です。
こういった議会の外での動きと議会内の議員の動きが有機的に連動していくことが、区長や行政の姿勢を転換させるチカラになるということを改めて認識するとともに、大きな可能性を見る事ができたと思います。
今まで僕たち日本共産党杉並区議団は、認可保育園問題に毎回取り組んでいましたが、実際には当事者である保護者の方々とのつながりが薄かったのが問題点でした。毎年、区からの報告で認可保育の待機児童が増加していることを把握し、認可保育園増設をネットやビラ、街頭演説や区政報告会で区民のみなさんにうったえていても、保護者の方々とのつながりが持てず、議会の中だけの運動になりがちでした。
議会だけでいくら認可保育園拡充をうったえても、山田前区長は認可保育園は全く作る気が有りませんでしたし、今の田中区長も認可保育園は取りあえずつくる姿勢は見せるけど、認可保育の待機児解消のための抜本的な拡充までは全然考えていない状況で、しかも与党会派（自民、公明、民主・社民）は区長がだれであろうと、区長の方針に右へならえなので、結局は議会の数の力で抑え込まれるのが現状でした。
今回は、私たちの取組とは全然別のところで保護者の方々が動き出し、それがマスコミに大々的に報道されたことで、区長や与党会派にも大きなプレッシャーとなったんだと思います。
■政治の悪さは、保育分野だけでは無い
認可保育園の問題以外にも福祉分野は問題だらけです。特別養護老人ホームの不足問題も深刻ですし、国民健康保険料の値上げも大問題ですし、消費税の増税やTPPなど国政の問題も実施されれば区民生活に大きな負担が待っています。
こういった政治の悪い部分を転換させるのには、今回のように区民の皆様ひとりひとりが真剣に区政を変えてほしいと思って声を上げる事が近道だと思います。議員としての責務として議会での告発と追及を今後もより一層行っていくとともに、１人でも多くの方々と連携して議会での活動と、議会の外での活動を行っていきたい思っています。
みなさんの中で、政治に問題が有ると思われている方は、ぜひ政治を変える運動、声を上げる行動を一緒に行っていきましょう。
■区政報告会のお知らせ
ということで、議会の報告をしようと思っていたら少し方向性が変わってしまいましたが。。。
日本共産党高円寺南地域の都区政報告会「これからの地域とくらしを語るつどい」を開催いたします。
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日本共産党高円寺南地域の都区政報告会
◇これからの地域とくらしを語るつどい◇
とき ： ２０１３年４月１４日（日） １４時半～１６時
ばしょ ： 馬橋ピースホール 東京都杉並区高円寺南３‐３０－１２
日本共産党杉並地区委員会３階
◆議会報告
東京都議会 ： 吉田信夫 区議
杉並区議会 ： 富田たく 区議
・安心して保育園に預けられるようになるの？
・特養ホームはいつできるの？
・高円寺南から小学校がなくなるの？
・国民保険料がまた上がるって本当ですか？
吉田都議と私富田の２人の議員をまじえて、皆様とフリートークを予定しています。
どなたでもご参加いただけます。お気軽におこしください。
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