杉並への方南町バリアフリー化の要請行動
前回、エレベータ設置署名が1000筆を越えたとみなさまにお知らせいたしましたが、私たち共産党杉並区議団は杉並区に対して、方南町駅のバリアフリー化を求める要請行動を行っております。
エレベータ設置署名を行っていると、様々な要望が届きます。
その中でも「取得できた用地は一定の広さが有るのでエレベータだけでなくもう一つ出入り口を作り階段とエスカレータを設置してほしい」といった声には、なるほどと思いました。
環七通り沿いの出口を2方向にすることにより、火災や震災などの避難経路が増え、より安全な駅になり、日常的に使う時にも利便性がまします。
この様な声も含めて、今回は杉並区長あてに「杉並区からも東京メトロにバリアフリー化促進の要請をしてくだい。」という趣旨の申し入れを10月19日に行いました。
ちなみに、申し入れ当日は区長が不在だったため、申し入れ文書は杉並区の総務部部長に手渡してまいりました。写真左が私・富田たく、中央が総務部長、右は日本共産党杉並区議団の幹事長原田あきら議員です。
ということで、以下が申し入れ内容です。今後の東京メトロに対する直接要請行動でも、この内容を含めて要請を行う予定です。
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方南町駅のバリアフリー化に関する申し入れ
杉並区長 田中 良 殿
2012年10月19日
日本共産党杉並区議団
東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」における、エレベータ設置、バリアフリー化は長年にわたる利用者の強い要望です。一昨年10月末に用地取得が完了したとの連絡が東京メトロからありましたが、その後、設置工事の計画も公表されないまま丸2年が経過しようとしております。
住民の設置要請運動も10年を経過しており、以前の申し入れの際、当時の垂直移動設備整備プロジェクトチーム佐藤氏からは、用地取得が出来た際には直ちに工事に取り掛かるとの発言もありました。
今年一月には方南町駅の階段で高齢者が転倒し大怪我をする事故も発生しており、エレベータ設置などのバリアフリー対策が急務です。
つきましては、方南町駅のバリアフリー化促進のため、次の事項を要請いたします。
【要請事項】
1.以下の事項について、杉並区長名で東京メトロへ申し入れを行うこと。
(ア)一日も早く方南町駅にエレベータを設置させること。
(イ)取得した用地にエレベータだけでなく、エスカレータ・階段をつけた西南口を開設すること。
(ウ)エレベータ設置についての計画、工事の進捗状況を利用者に知らせること。
(エ)早急に階段での転倒事故防止対策を強化すること。
2.方南町駅のエレベータ設置工事に関わる行政側の諸手続きなどについて、行政側が迅速に対応しエレベータが早期に設置できるよう東京メトロをサポートすること。
以上
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上記要請内容以外にも、みなさまのご要望をお聞きしていきたいと思いますので、ぜひご連絡ください。 ⇒ info@tomitataku.jp