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　杉並区議会では、２月１２日（土）から平成２３年第１回定例会がスタートしました。期間は３月１１日（金）までの約一ヶ月間。初日の代表質問を傍聴してきました。

　議会のスケジュールはコチラ⇒http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/nittei/nittei.htm

　初日は田中良区長の平成２３年度予算の編成方針とその概要の説明があり、その後は各会派（４名）の代表質問が行われました。

　各会派の代表質問の中でも、認可保育園不足、区内特別養護老人ホーム不足、小中一貫教育の弊害・学校統廃合問題など、区民のみなさんの切実な要求を訴えていたのは共産党区議団のみ。

　他の会派は杉並区の医療・介護・福祉などの遅れに対する区政への追及は殆んどありませんでした。国民健康保険料の値上げについて言及していたのも共産党区議団のみでした。

　議会初日から、区民のみなさんの『困窮した生活の実情』や『切実な要求の声』を議会で訴え、その打開のための対策を提案する共産党区議団の姿勢と、「長いモノには巻かれろ」的な他会派の姿勢の差が、鮮明に浮き出た議会となりました。

　また、共産党区議団が代表質問の中で行った建設的な提案に対し、区長からは区民のみなさんの切実な声に応える画期的な回答は有りませんでした。

　各会派の代表質問はコチラ⇒http://www.gikai.city.suginami.tokyo.jp/vod/23-01/230212.htm

　（くすやま美紀区議の発言は一番最後です。）

↑昨年子供が生まれた友達も、8ヶ月の赤ちゃんを抱いて傍聴。くすやま区議の認可保育園不足の改善を求める発言を、真剣な面持ちで聞いていました。

　今回の議会傍聴で改めて、区民のみなさんの声・要求を議会で発信すること、そして区政を変えていくことの重要さを実感いたしました。