2025年の新しい年が幕を開けました。
前・田中区長が強行した「児童館の全館廃止計画」は、岸本区長のもとで撤回され、「児童館の存続・増設・機能強化」に向けた計画が発表されました。杉並の児童館行政の大きな転換となります。
共産党区議団は、児童館の廃止が発表された2013年当初から、児童福祉の後退になると指摘し、廃止撤回を求めてきました。10年に及ぶ党区議団の奮闘で、児童館存続を求める区民の声が広がり、前・田中区長に変わる新しい区長が求められるようになりました。2022年の区長選挙で市民の選択により岸本区長が誕生し、この度、児童館の全館廃止計画が明確に撤回されることになりました。
未だ残る「前区長の負の遺産」を解消し、加速しつつある「杉並の新しい変化」を更に進めるために、本年も全力で取り組みます。
引き続き、皆様の厳しいご指導と、温かいご支援をお寄せください。
↑2025年1月9日に年頭の街頭演説
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◆都議選・参議院選の年
今年(2025年)は東京都議会議員選挙と参院議員選挙が連続して行われます。都議会議員では原田あきらと、参院議員の吉良よし子が改選を迎えます。日本共産党は、両選挙での躍進を目指して取り組んでまいります。
↑原田あきらと議会議員、吉良よし子参院議員
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◆2024年を振り返って
【区民の8割以上が、生活が苦しいと回答】
党区議団は11月11日、岸本区長に対して深刻な物価高騰や税・各種保険料負担による生活苦への緊急対策を求める申し入れを行いました。党区議団が実施している区民アンケートの中間集計では「昨年に比べ暮らしは苦しくなった」は50%、「苦しい状況が続いている」は33%で、合わせて8割以上の区民が苦しいと答えるなど、深刻な状況が浮き彫りになっています。こうした声を紹介し、生活苦に直面している大多数の区民に「最大限の対策」を講じるよう求めました。
↑岸本聡子区長に要望書を手渡す共産党杉並区議団
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【国保料等の負担軽減を】
3月の予算特別委員会で区民の負担軽減をうったえました。国民健康保険料の連続値上げは国と東京都が財政責任を果たしていないせいです。今後も継続して、値上げストップをうったえていきます。
↑予算特別委員会で負担軽減を提案
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【都知事選・超党派で蓮舫さん応援】
多くの市民と野党が一緒に蓮舫さんを応援して都政の転換を目指しました。当選には至りませんでしたが、杉並発祥の「ひとり街宣」が全都に広がりました。
↑高円寺北口で都政転換をアピール
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【原水爆禁止世界大会参加・被団協ノーベル平和賞受賞】
8月、原水禁署名運動70年目の節目の年に杉並から私を含め7名が広島で行われた世界大会に参加。10月には被団協がノーベル平和賞受賞し大きな話題へ。
↑世界大会に参加した杉並原水協の代表団
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【衆院選で裏金自民党激減】
しんぶん赤旗日曜版のスクープで、自民党の裏金問題が選挙の争点に。結果的に与党は過半数割れ。憲法9条改悪を目論む改憲派も、改憲発議に必要な総議員数の3分の2を下回りました。
↑高円寺北口にて裏金問題をアピール
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【さらなる物価高騰対策を】
区議会第4回定例会で、全区的なアンケートにより区民の8割が苦しい生活を余儀なくされていることを告発。かつてない状況だからこそ、更なる対策の実施を求めました。
↑第3回定例会で一般質問
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【区立施設の防災力向上】
私が提案してきた区立施設エレベーターの防災備蓄ボックス設置が12月に実現。2013年から粘り強く提案して10年。前区政で進まなかった施策が岸本区政で前進しています。
↑区役所のエレベータに設置された防災備蓄ボックス
(区役所経理課の許可を受けて撮影)