区民の声が無駄にされない杉並議会を目指して、2年連続 陳情審査率100%達成(区政報告ニュース259号)
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◆二つの委員会で全ての陳情を審査
私・富田たくは、2021度は区民生活委員会、2022度は都市環境委員会の委員長を任され、両委員会に付託された計26件の陳情・請願(以下陳情という)を全て委員会で取り上げ、2年連続で審査率100%を達成しました。
2021年度、区議会全体で119件の陳情のうち、審査されたのは18件で審査率は15%です。私が区民生活委員会で審査したのが11件ですので、全体の6割以上に及びます。同様に2022年度は、区議会全体の陳情142件のうち審査されたのは21件で審査率は15%。そのうち私が都市環境委員会で審査したのが15件ですので、全体の7割以上です。
今議員任期の4年間では、区議会全体での審査件数は50件ですが、その内私が2年間で審査したのが26件ですので、杉並区議会で審査された陳情件数の半数以上となります。
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↑委員長席に座る富田たく
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◆審査率は3割以下 121件が審査未了
この4年間で杉並区議会に提出された陳情171件のうち議会で審査されたのはたったの50件。審査率は29%と極めて低くく、多くの区民の声が取上げられず、大変問題のある議会運営が続いています。
審査されなかった陳情は、区議会議員選挙が行われると審査未了とされ、新しい議会へは継続されません。結果的に、121件の陳情が審査されずに、破棄されることになります。
陳情を委員会で取り上げるかどうかは、委員長の判断に任されています。そのため、陳情審査に後ろ向きな議員が委員長になると、全く審査されずに1年間の委員長任期を終了することも少なくありません。
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◆除外ではなく真摯に審査を
陳情審査をほとんど行わない議員からは『区議会の審査に馴染まない陳情があるため審査が行えない』、『審査率をあげるためには、除外基準を設けるべき』との主張もあります。しかし、除外基準を設けることは、一部の陳情が恣意的に排除される危険性もあり、慎重な議論が必要です。
そもそも、除外基準がなくとも委員長の姿勢で、全ての陳情を審査する事が可能だということは私の2年間の委員会運営で証明されました。
陳情審査を行わない議員は、除外基準の未整備を言い訳にするのではなく、議会に提出された区民の声である「陳情・請願」に真摯に向き合い、委員会で取上げるべきではないでしょうか。
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【内容】区民の声が無駄にされない杉並議会を目指して、2年連続 陳情審査率100%達成 ・ 杉並のいきもの紹介115『シラユキゲシ(Eomecon chionantha Hance.)』
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